Webアナリスト養成講座レビュー(12)

※このレビューは『Webアナリスト養成講座』を読み私なりに咀嚼した結果と所感を記述しているので、実際に書かれていることと異なる場合があります。閲覧する場合はそのあたりを踏まえ上で、ご覧下さい。
今回は第12章「競合分析とWeb2.0分析」です。
この章では題名のとおり、分析手法や具体的なツールの紹介がされています。(ただ具体的なツールに関しては当時のもので、現在記載のURLにアクセスしてもすでにページがないこともありました。)

ラインを引いた箇所

競合分析

それぞれのメリット、デメリットは2章をご覧ください。

Alexaのレポートについて
  • ブラウザにAlexaツールバーをインストールした何百万というユーザーからデータを収集しているが、10万以下の順位は信頼できない。
  • Alexaの数値は絶対値で見るべきではない。トレンドだけを見るようにする。
競合分析で避けるべき2つの落とし穴
  • コンバージョン率を比較しない→同じ業界の企業でもWEBに対する戦略はことなるため。
  • ページ、コンテンツの閲覧数を比較しない→サイトのコンテンツ構造がことなるため、単純比較はできない。
リッチなコンテンツのデータを取得する際に気をつけること
  • リッチコンテンツの存在理由は何か?
  • 顧客のどの課題を解決しようとしているのか?
  • 顧客が典型的にとる行動は何か?
  • 何を成功として計るのか?
RSSの計測について
  • FeedBurnerは無料のRSS計測ツール
  • 計測する項目→購読者数、リーチ数

所感

今回は特に大きな気づきはなかったのですが、競合分析はサイトリニューアルや改修の際に重要なことなので、この章に記載されているポイントを意識することが大切だと思いました。
当社ではVRIを契約しているので有効に使いたいものです。