集計? 分析?
今回の記事は代理店の中でウェブアナリストとして働く僕が最近感じているジレンマというかグチです。
要はツールの操作さえ覚えればアルバイトでもできてしまうような、数値の集計とその図表化に業務の大半を奪われ、ウェブサイト分析にとって最も重要な、次のアクションに繋がる考察を提供するレポートの作成、さらには分析→改善→検証のPDCAを回すこと、をほとんどできていなのです。。。
題名の通り、集計屋なわけです。
単なる数値の集計だけではなく、そこから導かれる考察や改善案を提供するとなると、稼働も増え費用は高くなるため、(意味のある分析の必要性は説いているつもりですが)クライアントとしては「とりあえず数値の報告だけでいいです」という流れになることが多いです。
でも、「ほんとにそれでいいのかなー」って思うわけです。
デジタルの世界で成功を収めている企業を見ると必ず分析を行い、それをノウハウとして蓄積し、次のキャンペーンなりサイト制作なりに活かしていますし、この不況下においてROIを測ることは絶対に必要なことだと思っています。
しかしながら、現状は…なわけで(自分の力不足ももちろんあると思います)
今後サイト分析への需要が今以上に高まり、意味のあるレポート、効果的な改善、PDCAサイクルを求めるクライアントが増えればいいなぁと思うともに、自分自身も勉強をし、クライアントを啓蒙したり、成功体験へと導く考察や改善案を与えるようにならなくては。
まだまだ勉強しなくてはならないことが沢山ありますな。