Webアナリスト養成講座レビュー(5)

※このレビューは『Webアナリスト養成講座』を読み私なりに咀嚼した結果と所感を記述しているので、実際に書かれていることと異なる場合があります。閲覧する場合はそのあたりを踏まえ上で、ご覧下さい。

かなり久しぶりの更新になってしまいました。。。

今後は目標1週間に1回更新(目標)でいきたいと思います。
今回は第5章「Web Analyticsの基本事項」です

この章では解析ツールを導入するためのステップや取得できるデータの品質、タグの実装、KPI設定のコツなどが説明されていました。

以下ラインを引いた箇所です。
======================================================

  • インターネットにおけるデータの品質は、どうしようもなくひどい
  • データの品質が問題であるという前提で、それを克服しなければならないだけだと考えておかなくてはならない。
  • Webでは絶対値はめったに問題とならない。トレンドやセグメント化されたトレンドが重要である。
  • 我々が欲しいのはビジネスの課題に答えを出してくれる指標であり、行動を可能にしてくれる指標である。

======================================================

上記3つは、Javascriptをオフにしている人、クッキーを削除している人、複数のブラウザを使う人、会社と家でサイトを閲覧する人、セキュリティ設定などによって、精度の高いデータを取得することは難しくなっています。
このような状態の中で我々ができることは、数値の絶対値に振り回されずに、トレンドを確認したり、セグメント化をして分析をすることだと書かれています。

また、KPIを定めるにあたっては「だから何?(so what)」を3回繰り返し、今後の行動に結びつく考察が得られる指標をKPIに定めるべきということでした。

僕もクライアントに数値を報告するに当たってはデータの品質に関わる説明をまずするようにしています。
数値の大小を見るよりは、トレンドを確認してください、と。

KPIの設定の仕方は僕も勉強中ですが、「だから何?」と自問自答するということは今後使える手法だと思いました。