Webアナリスト養成講座レビュー(7)
※このレビューは『Webアナリスト養成講座』を読み私なりに咀嚼した結果と所感を記述しているので、実際に書かれていることと異なる場合があります。閲覧する場合はそのあたりを踏まえ上で、ご覧下さい。
今回は第7章「Webデータ分析を開始する」です。
この章ではどんな種類のサイトでも必要となる基本的なレポートの作成方法と
サイトタイプ別(ECサイト、サポートサイト、ブログ)のレポート作成方法が説明されています。
以下ラインを引いた箇所です。
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- ツールが単にデータを提供するためのものに過ぎないのに、そこに答えを期待してしまう。
- ツールからどんなレポートを取り出すことができるのではなく、求める成果を得られるかに焦点を当てる必要がある。
僕のクライアントでも高価なツールを入れるだけで満足してしまい、宝の持ち腐れをしているケースがありました。まずは何を取得したいかを定義し、ツールを入れてからが本当のスタートです。
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- コンバージョン率だけを見るのではなく、合わせて売上げも確認する。
- コンバージョン率レポートでは流入元にセグメント化することで、より行動を促すものになる。
- ECサイトでは顧客満足度を図るための仕組み(自由記入形式の質問)を用意することで顧客のニーズをより理解できるようになる。
- サポートサイトの分析で必要なことはどの選択肢(サイト内検索、FAQページ、商品ダウンロード、フォーラムリンク)を訪問者が利用しているか。
- サポートサイトでは長期にわたり、コールセンターへのコール数を測り、サイトのトラフィックに比べコール数を下げる。
- ブログコンバージョン率=(コメント数+トラックバック数)/投稿数
- ブログの簡易評価ができるツール→ブログの被リンクを元に評価しているらしいです。How Much Is Your Blog Worth? Want to Find Out? – Humor
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3つのサイトタイプ別にレポート内容が説明されていたのですが、特にブログのレポーティング方法は新鮮でした。
外部サイトを利用したブログ評価やブログコンバージョンの定義のほかに、ユニーク購読者のような指標もありました。
またコンバージョンは流入元ごとにセグメント化する、ということで、当たり前ではありますがセグメントが非常に重要なポイントですね。
各サイトごとでレポートティングの内容は異なりますが、KPIや取得方法をしっかり設計した上で分析をする必要があります。
最後にサイト別解析レポートの具体例がよくまとめられいてるページをご紹介します。
ふつうの企業サイトの解析レポート作り方マニュアル [アクセス解析tips] | 衣袋宏美のデータハックス | Web担当者Forum
非常に参考になる記事なので是非ご覧ください!!
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